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緊急避妊薬(アフターピル)

緊急避妊薬(アフターピル)
について

緊急避妊薬の服用は、避妊できなかった・避妊しなかったが、現在は妊娠を希望していない場合に、緊急処置として行う避妊方法です。
性行為から72時間以内に飲む黄体ホルモン剤で、妊娠を防ぐことができます。

緊急避妊薬の避妊効果

なるべく早く使用することで避妊効果が高まりますので、早急にご相談ください。
お薬の種類や服用する時間によって避妊確率に違いがありますが、基本的に72時間以内に飲むことで80%割以上の効果が期待できると言われています。
性行為から72時間以上経っていても、避妊確率は低下しますが一定の効果は見込めますので、早めに当院までご相談ください。

下記に当てはまる方は
早めにご相談ください

  • 性行為の途中でコンドームが破れた
  • 性行為の途中でコンドームが外れた
  • 妊娠を望んでいないのに避妊できなかった
  • 性行為の途中からコンドームを使い始めた
  • いつもは低用量ピルを飲んで避妊しているが、飲み忘れてしまった
  • パートナーに避妊を任せていたが、していなかった

当院で扱っている緊急避妊薬

①レボノルゲストレル錠
(ノルレボ錠のジェネリック)

緊急避妊薬の一種であるノルレボ錠のジェネリック(新薬)です。
ノルレボ錠と同様に一度使用すれば避妊できる確率が高く、副作用も起こりづらい特徴があります。

②ヤッペ法(プラノバール錠)

1回目の使用から12時間後に2回目を使用します。
レボノルゲストレルよりも激しい吐き気が生じるため、嘔吐してしまう可能性がありますが、嘔吐すると避妊効果は期待できません。
取り扱いが難しいお薬であるため、代替品としてノルレボ錠が登場しました。
レボノルゲストレル錠がアレルギーで内服できない方にのみ処方いたします。

使用方法

性行為から72時間以内に使用すれば、避妊できる確率が高いとされています。
なるべく24時間以内に使用することで、より効果が高くなります。

料金

緊急避妊薬 11,000円(税込)


妊娠回避の判定

妊娠回避の判定性行為から3週間以上経ってから、妊娠検査薬(市販のもので可)を使って妊娠の有無をご確認ください。
生理が予定日から1週間以上経っても来ない、もしくはいつもより出血量が非常に少ないという場合は、当院を受診ください。

注意事項

緊急避妊薬ですので、連続使用は禁止です。使用するとホルモンバランスが一時的に著しく崩れ、身体への負担が大きくなります。
また、緊急避妊薬があるから大丈夫と考えて、軽はずみに避妊なしの性行為をすることはお控えください。
アルコールによって副作用が激しくなったり、避妊効果が低くなったりする可能性があります。そのため、服用前後はお酒を飲まないでください。

アフターピルの副作用

吐き気が起こる可能性があるため、食後の服用を推奨します。

よくある質問

未成年にも緊急避妊薬を出してもらえますか?

未成年の方にもお出しできます。保護者の方の同意書や同伴も必要ありません。

緊急避妊薬を服用して何日後に月経が来ますか?

使用してから3日~3週間で消退出血が生じる方が多いです。
なお、必ずしも出血したら避妊できているというわけではないため、消退出血の後にいつも通り月経が来ない場合は、妊娠検査薬で調べることをお勧めします。

緊急避妊薬を使用する際は飲酒できますか?

アルコールがア緊急避妊薬の有効成分に悪影響を及ぼすことはありません。
しかし、アフターピルの成分とアルコールは、いずれも肝臓で分解されて体内に吸収されます。
そのため、緊急避妊薬を飲む前後に飲酒すると、アルコールによって薬剤の吸収が妨げられる恐れがあります。
緊急避妊薬は、早いタイミングで飲み、体内に吸収されることで避妊効果が見込めるため、時間が経つと効果は低下します。
ピルを飲むタイミングでお酒を飲むと、肝臓での吸収力が低下し、避妊効果に悪影響を及ぼす恐れがあります。

保険証を持って行ったほうが良いですか?

アフターピルは保険が適用されませんので、保険証は無くても構いません。なお、ご本人様確認書類はチェックさせていただきます。

妊娠していた場合、アフターピルは胎児に悪影響がありますか?

悪影響はありませんので、ご安心ください。